第十三番 諏訪山 観音寺

[宗派]天台宗

  聖観世音菩薩(御丈 六寸五分) 

[所在]横浜市都筑区東山田4-32-30

     045-591-4306 

[最寄]JR南武線 武蔵小杉駅

     バス25分

由緒

当山は天台宗にて諏訪山普門院と号す。

開基は五大院の先徳、顕密の博士と称せられた安然尊者と伝えられている。

また信濃国諏訪僧・堯観上人が、山田の澤に霊地を求め、大樹の根本に草庵を結んだのが始まりと伝えられる。上人は、諏訪明神の像を彫刻し、その体内に御丈六寸五分の聖観音像を刻んで納めたのが現本尊と言われている。

爾来、当山開基の往昔より今世来世の大慈大悲の救済の利益を願う観音信仰と共に地域の菩提寺として永く代々崇信護持されてきた。

また現在の本堂は昭和59年(1984)に老朽著しい堂宇に対して護持深信の檀徒、菩提寺復興のため、本堂再建を一大決意し、寺檀一体となって建設に邁進し浄業を達成したものである。

さらに加えて、観音寺復興建設事業の全域にわたる完成により正に寺観は一新するに至った。

御詠歌

きみがため やまだのさわに なをながす

 じひのころもは いまだかわかず

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